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2009/09/02

新作にSTINGやJOSH GROBANが参加

STING、REGINA SPEKTOR、JOSH GROBAN、そしてジャズ・トランペット奏者のCHRIS BOTTIらが、ヴァイオリンの名手、JOSHUA BELLのニュー・アルバム『AT HOME WITH FRIENDS』に参加している。他にDAVE GRUSINやANOUSHKA SHANKARもフィーチャーされている16曲入りのアルバムは、BELLが定期的に自宅で行なっている非公式のジャム・セッションから生まれたものだ。ソニー・クラシックから12/29に発表されるこの作品で、BELLはジャズからクラシック、アパラチアにインスパイアされたインストゥルメンタル、オペラ、ラテン、ポップ・ミュージックまでの幅広いスタイルを披露している。

「僕はサロンのようにいろんな音楽を折衷的に集める集いが好きなんだ。そういう夕べを反映したものにしたかった」とBELLは言う。彼は最近マンハッタンの自宅をこうした目的に合うものに改造している。「アレンジはかなり親密な感じだと思う。大げさなオーケストラっぽいものじゃないんだ」

また、ブロードウェイ/TV女優のKRISTIN CHENOWETH(『WICKED』、『PUSHING DAISIES』)が「MY FUNNY VALENTINE」に、ベーシストのEDGAR MEYERとNICKEL CREEKのCHRIS THILEが「LOOK AWAY」に、シタール奏者のSHANKARが「VARIANT MOOODS:DUET FOR SITAR AND VIOLIN」(SHANKARの父である影響力あるインド人作曲家/シタール奏者、RAVI SHANKARによって彼らのために書かれた曲)に参加している。STINGが参加した「COME AGAIN」は最初彼の2006年のソロ・アルバム『SONGS FROM THE LABYRINTH』に収録されていた曲だ。

グラミー賞を何度も受賞しているBELLは世界でもっとも人気のあるヴァイオリン奏者のひとり。最近はクラシックの楽器奏者としてリンカーン・センターよりアヴェリー・フィッシャー賞を授与されているし、2009年の『ANGELS & DEMONS』など多くの映画にもフィーチャーされている。また、最近ピューリッツアー賞を受賞したワシントン・ポストのGENE WEINGARTENの記事の主題にもなった。

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